バイタルサイン(Vital Sign)
「生命徴候」と訳されている。バイタルとは生きている、サインとは徴候の意味、人間が生きているという状態を示す徴候のこと。
「生きている」という状態とは、心臓が鼓動して血圧が一定値以上に保たれ、呼吸をし、体温を維持し、排尿、排便し、意識状態に応じて反応し、かつ特定の脳波バターンを示すことを示す。
バイタルサインの測定という場合には通常、血圧、脈拍、呼吸、体温の4つの測定を示す。
脈 拍 | 指先で軽く触れながら、その数ばかりでなく、リズムを捉えることが大切。 ●1分間の拍動数を数える。 ・心拍が高い→痰がたまる。熱が高い。嘔吐等の異常。 ・心拍が低い→体温が低い。低酸素状態(顔色が悪くなっていないか)。 |
呼吸 | ・舌根枕下を防ぐため、顎を持ち上げることにより、咽頭蓋の周辺に唾液が溜まりやすく、ゼコゼコするのを除くことができる ・加湿と十分な水分を与えることによって、痰を柔らかくする ・身体の緊張をとり姿勢をよくする。 ●学童20〜25、成人15〜20。自発呼吸での肺音、呼吸ごとに胸隔、腹部の上下運動を見る。 |
体 温 | 場所は特に定まっていません。通常は口腔や脇、直腸等の温度を測ります。 障害の重い子どもの場合は、体温調節が上手く働かないことがあります。 一般に子どもは大人よりも体温は高めです。室温、厚着、食事、運動、入浴の時には上昇し、睡眠時には下降します。1日に変動するので、朝、昼、寝る前のうち時間を決めて、測定する。 ●発熱→37.5以上なら氷枕を当てる。手足がとても冷たい時は手袋、靴下をはかせる。解熱剤の使用。 汗が多い時や身体がとても熱い時は、掛け物を少なめにして吸水にすぐれたタオルケット等を使う。 |
血 圧 | 血圧は1日の間にも変動します。体位によってもかなり影響される。 |
1 子どもが何を訴えているのか
2 子どもの状態を継続して捉える。
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