プリント基板の作り方(ポジ感光基板の作り方)
工程 | 用意する物 |
1 感光 | 蛍光灯・サンハヤトのクランプ・感光基板・マスク紙 |
2 現像 | 現像液・現像容器 |
3 エッチング | エッチング液 |
4 基板の穴あけ | ミニドリル・ドリルの刃 |
5 基板の仕上げ | スポンジタワシ・フラックス |
1 感光
・雑誌に付いてきたマスク紙や自作のマスク紙を感光基板に合わせます。
感光基板を袋から出す時は、太陽の光が直接当たる所ではだめ。
感光基板は、基板の4辺の内の1辺だけ薬が濃い部分があります。(薬の塗ってある面は濃い紫色です)
薬の特別に濃い部分を使わないようにする。
・マスク紙の印刷してある面と感光基板の薬の塗ってある面とを合わせます。
・合わせたらテープで4個所共にはりあわせる。
・クランプで押さえて感光する。
・10Wくらいの蛍光灯(紫外線を利用する)ならば45分〜60分。15Wぐらいだと30分ぐらい。3個所ぐらいに分けて平均して光が当たる ように、心がける。
・感光の済んだ基板は、濃いむらさき色の薬のぬってある面に少し変化があり、うっすらとパターンが見える。
2 現像
・温度と濃度に注意し現像液を作ります。
・基板を液に入れる時は、現像の進み具合がわかるように薬の塗ってある方を上にする。
基板を入れたら容器ごとにゆすって液を動かします。
・パターンがはっきり見えてきても基板の4辺の内の1辺だけ濃く薬が残ることがあります。
この部分は、最後にこの部分だけ現像液につけながら先のやわらかい筆でそっとなでながら現像いれば完全になります。
・完全になったら、水洗いを十分して乾かせば終わりです。(現像時間は25度で2分くらい)
・マスク紙と基板をくらべてみて、パターンにキズが入っていれば、油性のサインペンなどで修正する。
3 エッチング
プリント基板の銅箔を溶かす作業をエッチングと言う。
エッチングのとき銅が塩化第二鉄に溶けるのは、イオン化現象によるものです。
・エッチング液の中に基板を入れ、不要のパターンがすべてとけてなくなったら、液から出して水洗いをする。
黒いスミのように、にごってきます。そこ、ときどき、基板をワリバシなどでゆさぶってやる。
エッチング液は、たえずお湯で暖める。(30〜40度くらい10分〜30分)
容器は、プラスチックやホーローバットを使う。
4 基板の穴あけ
・基板を週刊誌などにセロテープなどで止めるとすべらない。
・一番小さな0.8ミリの穴をあけます。大きな穴も一応0.8ミリであけておけば、後が楽ですから全部の穴をあけておく。
・1.0ミリ、2ミリ、3.2〜3.5ミリの穴をあけます。
・割れないように、大きな穴は、裏からもあける。
5 基板の仕上げ
・穴あけの済んだ基板のパターン側を、クレンザーをつけたスポンジタワシでみがく。
・感光の時の薬をきれいに取り除く。
・きれいに銅パターンがでたら水洗いします。
・洗ったら、銅面にサビが出ないように、急いでドライヤーで乾かし、フラックスを平均してうすく塗ります。(酸化を防ぐ。)
かわくまで半日ぐらいかかります。
・切れたら、メッキ線などをハンダ付けして修理する。
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