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DPI
(Disabled Peoples’ International)障害者インターナショナル世界会議。
精神、身体、知的など障害の種別を限定しない世界最大の障害当事者団体。
障害者問題を「問題は障害にあるのではなく、社会や環境にある」と人権問題として位置づけている。
「われら自身の声」のスローガンを旗印とした。
1981年発足。本部はカナダ・ウィニペグ市にあり、158か国が加盟し、アジア、アフリカ諸国も多い。
世界保健機関WHO、国連教育科学文化機関(UNESCO)などの諮問機関で、国際的な発言力も大きい。
世界大会は、4年に1度。DPIの活動方針などを話し合う。
日本では、82年、東京で2年に一度の評議会が開かれたが、世界大会は始めて。
軌跡
1980年6月、カナダ・ウィニペグ市で開かれた国際リハビリテーション協会(RI)世界会議。医師、施設職員など専門職を中心とした歴史ある国際組織で、当時はまだ障害者自身が発言する機会は少なかった。
ウィニペグ市の会議では、障害者が加わっていたスウェーデンの代表団が、「障害者こそが、障害者問題の専門家だ」という不満を代弁するかのように「各国代議員の半数を障害者に」と求める規約改正案を提出したが、否決。
会期中、各国から集まった250人の障害者が独自に集会を開き、議論の結果、議長役の「障害者自身の世界連合をつくろう」との呼びかけに出席者の声が地鳴りのように響いた。
そして、1年半後の81年11月、シンガポールで第1回世界会議が開かれ、DPIが誕生した。

参考となる資料
・「国際的障害者運動の誕生」エンパワメント研究所